相続税に強い税理士の探し方比較紹介サービス・税理士会・検索サイトの違い

相続の書類を前にノートパソコンで税理士の探し方を見比べる姉妹のイラスト

相続税の税理士の探し方は、条件を伝えて紹介してもらうサービス、税理士会の無料相談、日本税理士会連合会の検索サイトで自分で探す方法に分かれます。紹介サービスは利用者の紹介料が無料で、合わなければ別の税理士を紹介してもらえます。どの方法でも申告を頼む報酬は税理士ごとに違うため、基礎控除(3,000万円+600万円×法定相続人の数)を超えそうかを先に確かめ、申告期限の10か月から逆算して2人ほどに見積もりを取ります。

目次
  1. まず申告が要りそうかを確かめる
  2. 探し方は3つの型に分かれる
  3. 紹介サービス2社を同じ項目で比べる
  4. 税理士会の無料相談を使う
  5. 状況別の探し方

状況を整理する

この記事でわかること

  • 相続税の申告が要るかの目安(基礎控除)
  • 税理士の探し方の3つの型
  • 税理士紹介エージェントと税理士ドットコムの比較
  • 状況別の探し方と、見積もりで確かめること

まず申告が要りそうかを確かめる

税理士を探す前に、相続税の申告が必要になりそうかを確かめます。目安は、遺産の総額が基礎控除額を超えるかです。

基礎控除額=3,000万円+600万円×法定相続人の数

法定相続人の数 基礎控除額
1人 3,600万円
2人 4,200万円
3人 4,800万円
4人 5,400万円

実家の評価額、預貯金、有価証券、生命保険金などを足して、この額に近いか超えそうなら税理士に相談します。申告と納税の期限は、亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内です(国税庁)。財産の調べ方は親の財産の調べ方で整理しています。

探し方は3つの型に分かれる

探し方の型 費用 向いている人 向いていない人
紹介サービス 税理士紹介エージェント、税理士ドットコム 紹介料は無料、申告の報酬は税理士へ 知り合いがおらず、相続に慣れた税理士を早く見つけたい 紹介された税理士と面談する時間が取れない
税理士会の無料相談 各地の税理士会の相談会、日本税理士会連合会の無料相談会 相談は無料 申告が要るか、何を準備するかをまず聞きたい 申告の依頼先をすぐに決めたい
自分で検索して探す 税理士情報検索サイト(日本税理士会連合会) 検索は無料、報酬は税理士へ 近くの事務所を自分で調べて問い合わせられる 相続に強いかどうかを自分で見分けにくい

日本税理士会連合会は、税理士情報検索サイトで登録された税理士と税理士法人を検索できるようにしています。このサイト以外の税理士紹介サイトは、日本税理士会連合会とは無関係と明記しています。紹介サービスは民間の会社が運営しています。

紹介サービス2社を同じ項目で比べる

2026年9月16日に、各社の公式サイトで確認できた内容です。

項目 税理士紹介エージェント 税理士ドットコム
運営 パスクリエイト株式会社 弁護士ドットコム株式会社
利用者の紹介料 無料(提携税理士の広告費で運営) 無料
紹介の流れ 問い合わせ→専任エージェントのヒアリング→税理士の紹介と面談日の案内→面談→契約 コーディネーターが条件に合う税理士を紹介
紹介人数 記載を確認できず 複数人の紹介が可能
合わなかったとき 別の税理士を紹介 断りは自由
登録税理士数 記載を確認できず 7,575人
相続税の相談 対応 対応
無料のQ&A 記載を確認できず あり(みんなの税務相談)

紹介サービスは紹介料が無料でも、申告を頼めば税理士への報酬がかかります。報酬の決まり方(遺産総額に対する割合か、定額か、土地の数などで加算されるか)は税理士ごとに違うため、面談で見積もりを取ります。

税理士会の無料相談を使う

日本税理士会連合会は、全国15の税理士会と共催で、相続、遺言、信託、成年後見制度に関する無料相談会を開いています。会場は地域ごとの一覧で案内されています。

各税理士会は、税理士記念日(2月23日)を中心に無料税務相談会も開いています。日程と予約の方法は、住んでいる地域を管轄する税理士会に問い合わせます。

無料相談は、申告が要るか、何を準備するかを聞く場として使えます。申告を頼む税理士は、そのあと紹介サービスや検索で探します。

状況別の探し方

いまの状況 まず検討する探し方 理由
基礎控除を超えるか分からない 税理士会の無料相談 申告が要るかと準備する書類を無料で確かめられます
申告期限まで半年を切っていて、知り合いの税理士がいない 紹介サービス 条件を伝えると、相続税に対応する税理士との面談を手配してもらえます
実家の近くの事務所に対面で頼みたい 税理士情報検索サイトで検索 地域の登録税理士を自分で調べて問い合わせられます
家族信託や遺言など、亡くなる前の対策も相談したい 税理士と家族信託の相談先を並行 家族信託の相談先の比較も合わせて確認します

どの探し方でも、2人ほどの税理士から、報酬の見積もりと対応範囲(申告だけか、遺産分割の相談や登記の手配も含むか)を聞いて比べます。相続手続き全体の期限は相続手続きの期限で整理しています。

よくある疑問

よくある質問

税理士紹介サービスは本当に無料ですか?

2026年9月16日の確認で、税理士紹介エージェントと税理士ドットコムはどちらも利用者の紹介料を無料と案内しています。紹介された税理士に申告を頼む場合は、その税理士への報酬がかかります。

相続税の申告が必要かはどう判断しますか?

遺産の総額が基礎控除額(3,000万円+600万円×法定相続人の数)を超えるかが目安です。たとえば法定相続人が2人なら4,200万円です。特例を使うと税額が0になる場合も申告が必要なことがあるため、超えそうなら税理士に確認します。

紹介された税理士が合わなかったら断れますか?

税理士紹介エージェントは合わなければ別の税理士を紹介すると案内し、税理士ドットコムは断りが自由と案内しています。契約前の面談で、報酬の見積もりと、申告以外に頼める範囲を確かめてから決めます。

選択肢を比べる

サービスと公的な選択肢の比較

PR この比較表にはアフィリエイト広告が含まれます。公式情報をもとに編集部が整理しており、掲載順は推奨順位ではありません。

候補ごとの特徴・向いている状況・注意点
選択肢向いている状況確認したい注意点
税理士紹介エージェント(相続に強い税理士の無料紹介)税理士紹介エージェント
  • 相続税の申告が必要か分からず、相続に慣れた税理士に相談したい
  • 準確定申告や相続税申告を依頼できる税理士を比較して選びたい
  • 紹介自体は無料でも、税理士への依頼は別途報酬が発生する
  • 相続財産が基礎控除内なら申告不要の場合もあるため、まず財産の概算を整理してから相談する
  • 登記や紛争など税務以外の相談は司法書士・弁護士等の分野になる

選定母集団:2026年9月16日に相続税に対応する税理士の紹介を公式サイトで案内していた全国対応の紹介サービス2社と、日本税理士会連合会・税理士会の公的な窓口

評価基準:運営、利用者の紹介料・相談料、紹介の流れと断り方、探せる税理士の範囲

調査日:

関連情報・信頼性

出典・参考資料

  1. 税理士紹介エージェント(2026年9月16日確認)
  2. 税理士ドットコム(2026年9月16日確認)
  3. 日本税理士会連合会「税理士情報検索サイト」(2026年9月16日確認)
  4. 日本税理士会連合会「税理士会の相談会に行ってみる」(2026年9月16日確認)
  5. 日本税理士会連合会「相続、遺言、信託、成年後見制度に関する無料相談会等を全国で開催」(2026年9月16日確認)
  6. 国税庁「No.4152 相続税の計算」(2026年9月16日確認)
  7. 国税庁「財産を相続したとき」(2026年9月16日確認)